スリランカ回想 初日

コロナ騒動の中、多少の不安も抱えつつ、ブリュッセルを発ちました。
そして3月9日にモスクワ由でコロンボに到着。
は、まだ、ロシアもスリランカも、コロナウイルスにしては火事で、特に問題はありませんでした。
飛行機のなかで、完全防備なのは中国人。M3マスクに、目の横もしっかりカバーするゴーグル風メガネを着用。さすがに、完璧な装備です。食事も食べないので、機内にいる間は、マスクもゴーグルも外さずにいる人もいました。
私もさすがにマスクは外さずに寝ていましたが、食い意地が張っているので、機内食はすべて食べました。アエロフロートの食事は、あまり美味しいとは言えませんが。
飛行機は遅れに遅れて、コロンボには、予定の3時間後に到着しました。
予約したホテルに、迎えを頼んでいたのですが、もちろん待っている筈もなく、スリランカのSIMを入れ直してからメールで連絡してみると、UBERを頼んでくれるということ。
無事にホテルに到着しましたが、Booking.comに書いてあった住所と全く違うところに連れて行かれてかなり焦りました。
本当なら、空港近くに一泊して、インドのゴアに向かう飛行機に乗るつもりでしたから、空港のすぐ裏あたりにあるホテル予約したはずだったのです。でもUBERの車は15分ほど走って、私が見ていたGoogle mapからも、かなり外れたところに連れて行かれるようでした。ホテルの名前も違います。
後からわかったことですが、幾つかのホテルは、違う住所をBooking.comに登録しているようです。帰りも便も、朝早かったので、同じように予約しようとしましたが、やはり後から送ってくる住所が、空港から5キロほど離れています。
なぜ住所が違うのか問い合わせたところ、「引っ越した」という返事です。その時に、ハッと気がつきました。遅すぎる反応ですね。
これでは、近くにわざわざホテルを取る意味がありませんのでキャンセルしましたが、どうやら、それが常習的な手口のようです。Booking.comは、なかなか注意が必要ですよ、みなさん。
コロンボ1日目は、他にやることもないので、ホテル近辺を散歩。
普通の住宅地で、車が走る大通り以外はとても静かです。
スリランカにいる間、本当に悩ましかったのは、歩道がないことと、排気ガスがすごいことでした。
コロナウイルス騒ぎがなくても、外出時にマスクは必要だと思います。街を走るバスに乗るときも。

住宅街のどの通りにも、突き当たりに海があり、そこには祠が立っています。



 
これは、マリア像が浅められている祠です。スリランカは、イギリス領、オランダ領だったこともありますから、キリスト教徒もたくさんいるそうです。海の神様をおさめるために建てているのかもしれません。
または、子供達が溺れたりしないように。
夕方には、親父たちの夕涼みの場となっているようでした。

住宅地ですから、子供達が道で遊んでいて、私のことを「コロナ、コロナ」 と呼びました。
中国が一番大変な時期ですから、しょうがないですけど、普段、ベトナム人やタイ人に見られる私が、スリランカに来ると東アジア人に見えるというのも不思議魔なものだなあ、と 思いました。

騙されたホテルのシャワーの排水溝から、綺麗なみどりのカエルが入ってきていました。
お湯を出したら、びっくりして飛び出してきました。
カエルとご対面も久しぶり。へなちょこな扇風機と、暑さで、大汗をかきながら寝た初日のコロンボ。
まだまだ、気温差に慣れるのは、時間がかかりそうですが、 湿気のある空気を吸い込んで、普段の寒さに縮こまった身体を開放させたいと目論んでいました。

 

コメント

  1. 写真が雰囲気出ていていい感じ。あとブッキングに文句を言ったほうがいいです。きちんとした対応してくれますよ。

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