シシリアの旅 リパリ

 4月の終わりから、シシリアの西にあるエオリエ諸島に行ってきました。
以前、ベルギーのガイドをしたことがある大阪のS氏のお誘いで、食べ通しの一週間でありました。
エオリエ諸島は、火山の噴火によって7万年前にできた七つの島々からなります。
わたしたちが滞在したのは、一番大きな島リパリ。
城塞があり、古代ギリシャの遺跡がのこっています。









泊まったのは海の見える、港から遠くないAKTEA HTEL。家族経営の感じのいいホテルです。長男のジョバンニさんには、色々お世話になりまhした。ドンのおじいちゃんや、おじさん、従姉たちもレセプションで働いていて、滞在するうち、家族構成がわかってきたので、家系図をつくって遊んでました。毎朝、絞り立てオレンジジュース。


リパリは休火山の島で、かつては軽石を排出しておりました。
軽石の石切り場。今では使われていません。倒産したのかな。
その辺に落ちてる小石を拾って来て、足の裏を磨いてみましたが、結構ききます。





リパリはケイパーの名産地でもあります。工場見学に行ってきました。




これはククンチ。
ケイパーのお花の部分です。塩漬けされてます。
日本の漬け物と似ています。日本も火山の国ですから。何か近い土地のちからを感じます。


到着してすぐは、天気が悪くて、空がグレーでした。
これは、シロッコのせいなのだそうです。
すぐ西はアフリカですから、砂漠の砂が飛んでくるんだそうです。
今は、アフリカの砂漠化も以前より進んでいて、昔にくらべて、晴天の日が減ったとか。
どこでも、環境の変化起きているんだなあ、と考えつつ、城塞の中にある老舗レストランフィリピーノ、でケイパーとピスタッチオのパンに舌鼓をうちました。















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