シンクロニシティ

木曜日、フランチェスカの写真の展覧会のオープニングの日でした。
彼女は、写真をアコーデオンのように折ることで、右からと左から見る画像が別のものに変化するという、おもしろいことをしています。
何年か前、キャベツのようだった髪の毛を、バリカンで苅って坊主になりました。
その前後を、同じ写真に写し込んで作品を作ったんですが、わたしは、坊主姿にほれぼれとしてしまいました。
いつか、わたしも苅るぞ、と宣言していました。
フランチェスカは、「よく考えてね。でもやる時は、写真撮らせて。」と言っていました。
1年後、決心。フランチェスカに苅ってもらったのです。
その時の写真が、展覧会のカードになりました。


これが、その、使用前、使用後の写真。
わー、わたしの後ろ頭って、こんなの? と新しい発見も。

ところで、この展覧会のオープニングに、最近知り合った若い男の子を誘ったのですが、別の用事がある ので行けないという返事でした。ところが、彼が友達とぶらぶらしていて、たまたま入ったギャラリーが、フランチェスカの展覧会場だったんだそうです。
ほんとに、たまたまです。これがシンクロニシティってやつですね。共時性です。

そして、昨日、フィリピンゲイのエバンがfacebookのチャツトに現れ、明日お茶しようというので、次の日、待ち合わせの時間と場所を携帯メセッージを送りました。でも、それは古い番号で、彼に届いていませんでした。
返事がないので、まあいいや、と思っていたら、トラムの停留所で、ばったりエバンに会ってしまいました。ちゃんと連絡取れてなくても、会えてしまうのね。
不思議なことって、時々起こります。
村上春樹が書いてるように、大した事ではないんですけど。

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