2050年の地球

昨日、You tubeで、2008年収録の『ニッポンのうら」に丸山茂雄さんという地質学者が話してるのを見ていて、うーむ、と考えてしまいました。



地球温暖化はウソである、というお話なのですが、一番気になるはなしが、ローマクラブの統計によると、2050年には、人類は100億になり、その後、毎年8000万の人が死ぬ計算になっている、ということです。

人類全てを養う食料も、2010年に限界に達するそうです。もう2年も過ぎてますが、いやーな予感がして、頭の中をぐるぐるしています。
去年から起こっている様々なことが、その予兆のように感じられます。
人類は、絶滅はしない、、、かもしれませんが、今のような社会は、そんなに長くは続かなような気がします。
では、どんな風に変わっていくのでしょう。

以前読んだ、ポールオースターの「最後のものたちの国で」という小説を思いだしました。
どこの国だかわからないように書いてありますが、近未来のどこかのような感じで、読み終わったあと、不思議なデジャブーがありました。






お兄さんを探しに、一度入ったら出て来れるか分からない、混乱した国に、一人でやってきた女の子の話。その混乱ぶりや、生きるための知恵や、どこにも行けない閉塞感が、胸にせまって、しばらく忘れられませんでした。

なんで、ポール=オースターは、こんな小説を書いたのかな。

今現在、大切だとされているひとりひとりの命は、40年後には、死なないほうが不思議なぐらい、軽いものになってしまうかもしれません。

そんなことを考えると、今生きていることを、とても大切にしておかないと、もったいない、、、、。 昨日も今日も明日も。


コメント

  1. わぁ。。さちよさんの文章読んでたら、この本とても読みたくなりました。そしてまたさちよさんにはぐしてほしいなぁ・・anna from Sydney

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